東日本大震災に関する情報
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松永厚美・中野美智子・小津晴子・藤本恭司(松永病院)
5.復命書 看護師として
1日目(4月24日)
松永病院を出発し、徳島県庁へ到着。災害医療コーディネーターの三村先生(県中医師)から、目的等のお話を聞きエリアリーダーのメンバーに指名されました(リーダーと共に行動し状況を把握し掘り起こしをとの事でした)。その後壮行会へ出席。バスで出発しました。空路、バスと乗り継ぎ、ホテルに到着。ホテル到着後徒歩にて宮城県庁へ向かい、前班からの引継ぎに参加しました。全体での話しの後、各職別に分かれての引継ぎがあり看護師3人(徳大1人、県中2人)より申し送りをうけました。例えば、89歳の女性、咳・痰があり食欲はあるが、夜間も咳で覚醒あり。内服処方していますが、今後観察必要。95歳の女性、四肢冷感あり、入浴により改善されていますが、入浴をしたがらない傾向あるため観察必要。不整脈が見られた女性、心電図検査しAfに対し処方開始しています。今後要観察。褥瘡のある女性、症状悪化見られないが継続処置必要。等往診・診察し、気になる方や継続看護・処置・観察が必要な方についての詳細や診療所の物品について引き継ぎ、保管庫の整理の依頼等を申し送り事項として引継ぎました。
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松永厚美・中野美智子・小津晴子・藤本恭司(松永病院)
1.はじめに
平成23年3月11日東北大震災に際しての徳島県、徳島大学ならびに徳島県医師会、三者合同での宮城県石巻市への継続的医療救護班派遣は、徳島県人として誇りに感じる。平成23年4月24日から28日まで、当院より4名の医療従事者(医師1名(副院長・整形外科)、看護師2名(内1名師長)、理学療法士1名(士長))を派遣し、帰還4日後の5月2日に報告会を行った。当院では、震災発生前から心肺蘇生を現場に定着するための院内指導者養成研修を行っており、偶然ではあるが、指揮司令に従った行動訓練の繰り返しが、今回の派遣には非常に有益だった。また、震災発生後45-49日目、災害医療の亜急性期から慢性期局面のhealthcare promotion任務は、気心の知れたスタッフ3名と参加することは心強かった。派遣1ヶ月前からの準備から、報告会までの貴重な経験を派遣職員の復命書を交えて、誌面をお借りして報告する。
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林 秀樹病(ホウエツ院)
ホウエツ病院林秀樹です。徳島県医師会の皆さまには何時もお世話になっています。5月号で第3班、第5班からの報告がありましたが、小生は震災から丁度1ヶ月経った時点の4月12日から16日まで第10班に参加したので報告致します。
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徳島県医師会は、関西広域連合の一員として徳島県が派遣する、東日本大震災に係る被災地支援の医療救護チームとして、宮城県の石巻市「万石浦中学校」及び周辺の巡回診療で被災した避難住民等の医療救護活動にあたっています。
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川島 周(川島病院)
このたびの震災は地震・津波・放射能汚染が重なるという、太平洋戦争終結後に日本が経験する最悪の事態である。この未曾有の大災害に対し徳島県は関西広域連合の協定に基づき、医療救護班を編成し派遣をすることとなったが、私は第5班の一員として参加してきたので報告する。