こどもが感染症で学校を休んだ時、何時から幼稚園や学校に行かせたら良いのか迷われることがある。おもな伝染性疾患の出席停止の基準を紹介すると、
● イ ン フ ル エ ン ザ=解熱の後、2日を経過するまで。
● は し か =解熱した後、3日を経過するまで。
● お た ふ く か ぜ =耳下腺の腫れが消失するまで。
●風 疹 (3日はしか)=発疹が消退するまで。
● 水 痘 =すべての発疹が痂(か)皮化するまで。
● 溶 連 菌 感 染 症 =解熱し、治療開始後、2日以上経過するまで。
●伝染性膿痂疹 (とびひ)=病巣が乾燥するまで。
●ヘルパンギーナ・手足口病・りんご病は感染予防は難しい。
つまりヘルパンギーナと手足口病は感染期間が3~5週と長いため、自覚症状が軽くなれば登園が許可され、りんご病は感染期間は5~7日だが、発疹のでる頃には、もう感染しないといわれこれも登校停止の意味はない。有熱期間を過ぎれば登園・登校が可能である。
県民の皆さまへ
伝染病の登園・登校基準
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