熱はどうして出るの?
日頃最も多く聞く訴えが発熱です。大部分はウイルスか細菌感染によって、脳内の体温調節中枢が影響を受けるためと言われている。体の生理的な防御反応とも考えられ、むやみに押さえ込む必要はない。
熱が出た/あわてずに。
機嫌、食欲など状態が良ければ心配ない。ひきつけの恐れのある子、乳児などは早めに診察を受けて。熱冷ましは一時しのぎ、病気を治す薬ではない。熱ばかりに気をとられずに、その他の異常(表情、咳、嘔吐など)を観察し、熱の原因を考えてみる。
熱冷ましの使い方
38.5℃以上でつらそうであれば使って良い。6~8時間は間隔をあけて、1日2~3回まで。指定された薬剤を適切な量で(兄弟では互いに使用しない、水薬は特に量を正確に、二つ以上の熱冷ましの同時使用はひかえて)使って欲しい。
薬以外の、副作用のない熱冷ましも忘れずに。
冷えたタオルで頭を冷やす、身体を拭く。むやみに暖めない。むしろ薄着で室温を下げる。夏場はエアコン使用可。着物や布団も普段通りか、一枚少なく。
熱が下がったら、安心せずにすることが。
熱が下がって機嫌が良くなったら、湯冷まし、果汁、電解質飲料、野菜スープなどで水分補給が大切。
県民の皆さまへ
発熱のポイント
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