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徳島県小児科医会 日浦恭一

 最近、ヒブワクチンや小児用肺炎球菌ワクチンを接種した乳児の死亡例が報告されましたが、その中に乳児突然死症候群(SIDS)が原因とされるものがありました。ワクチン接種前に基礎疾患もなく、解剖しても死亡に至る原因を明らかにすることができなかったのでSIDSが原因であると診断されたのです。


徳島県小児科医会 日浦恭一

 腸管出血性大腸菌感染症の合併症の中で最も重篤なものは溶血性尿毒症症候群です。これは腸管出血性大腸菌感染症の約10%に発生しますが、年齢が低いほど合併する率が高いと言われます。


徳島県小児科医会 日浦恭一

 食中毒の原因菌の中で大腸菌はサルモネラ菌、カンピロバクター菌、黄色ブドウ球菌などに次いで多い細菌です。


徳島県小児科医会 日浦恭一

 大腸菌は健康な人の腸管内に正常に存在して大切な働きをしている細菌のひとつです。しかし大腸菌の一部には病原性を持っていて人の腸管に感染して胃腸炎や下痢症をひき起こすものがあります。これが病原性大腸菌です。病原性大腸菌の中にはいくつかの種類がありますが、最も重要なのは腸管出血性大腸菌と呼ばれるものです。


徳島県小児科医会 日浦恭一

 溶連菌感染症の中には咽頭炎や扁桃炎に発疹を伴う猩紅熱(しょうこうねつ)の他に皮膚の細菌感染である膿皮症や丹毒があります。


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